「2024チャレンジゴールボール四国大会 Supported by ディ・クリエイト」(6月30日)開催報告

2024年6月30日(日)に高知県立障害者スポーツセンターで、「2024チャレンジゴールボール四国大会 Supported by ディ・クリエイト」を開催いたしました。四国大会には、7チーム28名が参加しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。なお、本大会は公益財団法人日本財団パラスポーツサポートセンターの助成金を活用して開催いたしました。

四国では今回で3回目の大会となり、愛媛県から3チームに参加いただき、少しずつですが定着の兆しを感じます。

準備体操とデモゲームの観戦に続き、基本動作体験として「ボールを投げてみる」ことと「ディフェンスの姿勢練習」を行いました。両ゴール前に分かれ、協会スタッフによるポジション確認の大切さも伝えました。

今回、地元高知県のチーム・MKT(2チーム)は定期的に練習を重ねていることから、他のチームとの実力差があると判断して、他のチームとプールを分けました。初心者が多くを占めるチーム同士のプールでは、試合が終わり、「アイシェードを外した瞬間、自分がコートの外側を向いていたことにビックリした!」という感想を話される方や、「ボールに入っている鈴の音を聞こうとすればするほど、黙ってしまう!」という感想を伝えていただきました。

さらに練習を重ね、次の目標は日本選手権男子予選大会出場です!

高知県パラスポーツクラブのチーム・MKT

初めて体験した。最初はとても難しく感じたが、楽しく参加できた!

愛媛大学眼科チーム

運動は苦手なのでうまくできなかったが、高知市内で練習しているチームがあることを知り、今度、のぞいてみたい。

高知市内で活動する視能訓練士

愛媛県から参加の「ひめだんクイーン」は男女3名ずつのエントリーで、女性を中心に試合に臨み、「ディフェンスの強化が必要だ」との感想でした。大会使用球は、守備力アップを掲げた「ひめだんクイーン」に贈呈しました。

前日準備では高知県障害者スポーツセンターの職員の方々がゴールを組み立ててくださり、大いに助かりました。コート設営では、職員の方々に“上手にコートを作るコツ”を伝えました。

「2024チャレンジゴールボール大会 Supported by ディ・クリエイト」は、全国で8大会を開催いたします。開催地の盲学校や視覚特別支援学校の生徒・教職員の皆さまにはぜひご参加いただきたいと思っています。一般校や大学などにも呼びかけ、ゴールボール競技を通じて、障害の有無を越えた交流の機会やスポーツ・文化活動に参加する機会を作り出していきます。

「2024チャレンジゴールボール大会 Supported by ディ・クリエイト」は、関東大会と北信越大会で参加者を募集しています。ぜひご参加ください!